FAGA治療薬の副作用
FAGA(女性男性型脱毛症)はホルモンバランスの乱れやストレスが原因となって引き起こる脱毛症です。
見た目に大きく影響してしまうこともあるため、女性にとっては早く改善したい症状ではないでしょうか。
しかしながら、「薬の副作用が怖い…」と不安に思う方も多いでしょう。
また、すでに治療を始めている方の中には身体に変化が出ているという方もいるのではないしょうか。
このページでは、FAGA治療薬の主な副作用について紹介します。
使用する予定の治療薬、使用中の治療薬の副作用を確認してみてください。
FAGA治療薬の主な副作用
FAGAの治療には、ミノキシジルやスピロノラクトン、パントガールといった治療薬が使用されます。
FAGA治療薬の主な副作用は以下の通りです。
- 初期脱毛
- かぶれ
- 痒み
- 生理不順
- 便秘
- めまい
など
治療薬によって副作用は異なります。
次項では、治療薬別に副作用を確認してみましょう。
ミノキシジルの副作用
ミノキシジルは発毛を促すために、使用される治療薬です。
外用薬・内服薬の2種類がありますが、外用薬に比べ内服薬は体内から全身に作用するため服用には注意が必要です。
<内服薬>
- 動悸や息切れ
- 胸の痛み
- むくみ
など
<外用薬>
- かゆみ
- かぶれ
- 発疹
など
身体の中から作用する内服薬は循環器系の症状、頭皮に直接塗布する外用薬については皮膚症状となります。
また、ミノキシジルでは新しい髪の成長により一時的に古い髪が抜ける「初期脱毛」を起こすことがあります。
スピロノラクトンの副作用
スピロノラクトンによる副作用は、利尿作用・血管拡張作用・ホルモン抑制による副作用が多くなっています。
- 乳房痛・腫れ
- 多毛症
- 月経不順
- 無月経
- 発疹
- 蕁麻疹
- かゆみ
- 食欲不振
- 吐き気
- 口渇
- 便秘
- 倦怠感
- 動悸
- 発熱
パントガールの副作用
パントガールはサプリメントに近い治療薬であるため、現在重篤な副作用は報告されていません。
軽度な副作用では以下のような症状が起こる可能性があります。
- 頭痛
- 腹痛
- 下痢
- めまい
- 胸やけ
- 動悸
ルグゼバイブの副作用
ルグゼバイブは女性専用に開発された育毛サプリメントです。
副作用の報告もなく、副作用のリスクが不安という方も安心して服用できます。
ただし、以下に当てはまる方は服用できません。
- ルグゼバイブの成分にアレルギー既往歴がある方
- 妊娠中、または授乳中の方
- 他の薬を服用中の方
- 年齢が12歳以下
使用の際は用法用量を守りましょう
ミノキシジルやスピロノラクトンは発毛・育毛に効果がありますが、過度な使用は副作用が起こりやすくなります。
また、サプリメントに関しても用法用量の度を越して、過剰摂取を行うと重篤な副作用が起こる可能性もあります。
そのため、治療薬を服用する際は用法用量を守って服用するようにしてください。
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