セックスはアンチエイジングに効果的!若返り効果で魅力度アップ!
セックスにアンチエイジング効果がると聞いたことがある方は多いことでしょう。
子作りやパートナーとの愛の確認、時にはお互いの欲求を満たす大切な行為であるセックス。
本当にアンチエイジング効果があるのでしょうか?
ここでは、セックスのアンチエイジング効果について詳しく紹介していきます。
実年齢よりも若くなる?セックスにアンチエイジング効果があるって本当?
結論からいうと、セックスにアンチエイジング効果が期待できるのは本当です。
イギリスでクリニックを運営している医師が10年以上に渡って数千人の男女(40〜50代)を調査した結果、以下の報告をしています。
「1週間で3回以上のセックスをしている人は、見た目年齢が7歳若返る」
つまり、セックスが老化や健康維持にもプラスに働くことが期待できるということです。
高価なアンチエイジング治療を定期的に受けられる人は限られていますが、セックスであればパートナー次第でいつでも、何歳になっても楽しめます。
「人生100年時代」とされているだけに、身近にある健康法の1つとしてセックスライフを見直してみる良い機会かもしれません。
しかし、なぜセックスでアンチエイジング効果が期待できるのでしょうか?
ここからは、もう少し詳しくセックスがアンチエイジングにつながる理由について紹介していきます。
セックスで分泌されるホルモンがアンチエイジング効果を生み出す
セックスをすることで分泌されるホルモンが以下のアンチエイジング効果を生み出します。
- 美肌効果
- 精神状態の改善
- 睡眠の質改善
- ダイエット効果
- 健康増進効果
セックスにより、分泌されるホルモンは1種類ではありません。
- エストロゲン
別名:美肌ホルモン
期待できる効果:美肌・美白、髪のツヤ、女性らしい身体を作る、代謝上昇など - テストステロン
期待できる効果:血管拡張、抗炎症、糖脂質代謝の改善、骨格筋増強、男性更年期障害予防・改善など - DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)
別名:若返りホルモン
期待できる効果:免疫力向上、代謝向上、ストレス緩和、不妊症予防など - セロトニン
別名:幸せホルモン
期待できる効果:精神の安定・安心感・平常心、睡眠の質向上など - オキシトシン
別名:愛情ホルモン
期待できる効果:幸福感、ストレス緩和、社交性を高めるなど - ドーパミン
別名:恋愛ホルモン
期待できる効果:細胞の代謝の活性化、肌のターンオーバーの正常化、むくみ解消、やる気向上など
種類によっては、年齢が進むにつれて分泌量が低下していくホルモンもあります。
それに伴い、人によっては心身にさまざまな症状があらわれてしまうことも。
とくに注目してもらいたいホルモンが3つあるので、それぞれ詳しく確認していきましょう。
女性注目!エストロゲン
女性ホルモンの1つであるエストロゲンは、卵胞から分泌されるので「卵胞ホルモン」と呼ばれることもあります。
主な役割としては、
- 乳房の発育や丸みのある体つき
- 妊娠の準備をする
- 美肌
- 髪や爪の健康維持
- 自律神経を安定させる
など
女性らしさに関わる効果を持ち、分泌が多い月経前に心身ともに好調でいられるのはエストロゲンのおかげといわれています。
また、エストロゲンは男性の体内でもわずかに分泌されており、次に紹介するテストステロンが増えすぎるのを抑える働きをしています。
男性注目!テストステロン
テストステロンは男性にしかない睾丸でその95%が作られているため、「男の活力」と表現されることがあります。
その効果についても、
- 筋肉や骨格の成長
- 性欲の亢進
- 性機能の維持
- やる気や意欲
など
モチベーションを駆り立てるものが多く、良い意味で攻撃性を高めてくれます。
そのためテストステロン量が多い方はバイタリティーが高く、魅力的に見える傾向があることから"モテホルモン"と呼ばれることも。
また女性にも少量のテストステロン(男性の5〜10%)が分泌されており、排卵を促したり、性衝動を高めたりする効果があることがわかっています。
【医師監修】テストステロン減少による悪影響、効果的な増やし方
男女注目!若返りホルモン「DHEA」
ここまでご紹介したホルモンにくらべ聞き馴染みはない「DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)」ですが、主に老化を防ぐホルモンとなっています。
- 免疫力を高める
- 生活習慣病予防
- ストレスの緩和
- 肌年齢の維持
- 不妊症改善
- 性的欲求を高める
など
こうした効果から、「若返りホルモン」や「長寿ホルモン」と呼ばれることも。
また、DHEAは、エストロゲンやテストステロンをつくる材料となることから、ホルモンの分泌・維持に大きく関わります。
男女の健康には欠かせないホルモンであるということを覚えておきましょう。
セックスでカロリー消費!ダイエット効果にも期待
セックスはホルモン分泌による恩恵だけでなく、ダイエットへの効果も期待されます。
それを裏付けるものとして、国立健康・栄養研究所が発表している「身体活動のメッツ(METs)表」というものがあります。
その一部を簡単に紹介すると、
- 性行動(積極的:きつい労力)
⇨ 2.8メッツ - 性行動(全般:ほどほどの労力)
⇨ 1.8メッツ - 性行動(受動的:楽な労力、キスをする、抱きしめる)
⇨ 1.3メッツ
単位であるメッツは安静時の1と比較し、何倍のエネルギーを消費するかの強度を示しています。
なお、メッツと時間、体重で実際にどれ位のカロリーが消費されるかを知ることが可能です。
- メッツ × 時間 × 体重 = 消費カロリー
例えば、積極的な性行為を0.5時間(30分)行ったとすると、
- 2.8メッツ × 0.5時間(30分) × 63.6kg(170cm男性の標準体重) = 89.04kcal
これは緩やかなペースでジョギングを14分間行ったのと同じくらいの消費カロリーです。
しかも、キスやハグでも少なからずカロリー消費されるだけに、日々の愛情表現も欠かせません。
時間や体重を計算式に当てはめてカロリー計算してみると、ダイエットのモチベーション維持にもなるはずです。
その他にもセックスをするとこんな効果が
セックスはその他にも、次のような効果が期待されることが示唆されています。
- 血流改善
- 心臓病予防
- 前立腺がん予防
- 精子の質の改善
- 認知力の向上
など
こうした健康の維持・促進にも、セックスは良い影響をもたらしてくれます。
セックスレスの増加が叫ばれている日本ですが、さまざまな効果が期待されるだけに「たかがセックス」とあなどってはいけません。
愛情表現としてはもちろん、セックスの在り方についても、パートナーと話し合う機会を設けてみるのが望ましいといえるでしょう。
セックスの前のコミュニケーションが大切
セックス後のピロートークだけでなく、セックス前のコミュニケーションも大切です。
とくに久しぶりのセックスやマンネリは、変な緊張感や疲れ、ストレスなどの原因にもなりがちです。
心身をリラックスさせ行為に集中するためにも、ベッドの上でたわいもない話から自然な流れで雰囲気を作っていってみてください。
なお、パートナーによっては、FSD(女性の性機能障害)やED(勃起不全)といった性行為の障害になる症状に悩んでいるケースも珍しくありません。
その場合、欲に任せて無理に距離を縮めようとすれば、逆効果になることもあります。
パートナーに寄り添うためにも、FSDやEDの症状について次項で確認してみましょう。
FSD(女性の性機能障害)
FSDとは、心身に起こるトラブルから発症する女性の性機能障害になります。
症状としては
- 性的関心の低下によって性的興奮が得られない
- オルガズム障害
- 膣痙攣により挿入困難や痛みを伴う
デリケートな問題なだけに1人で抱え込んでしまい、ストレスから症状をさらに悪化させるケースも珍しくありません。
また、性行為がうまくいかなくなることで、パートナーとの関係やQOL(生活の質)の低下にもつながりやすくなってしまいます。
現在のFSDの治療は女性ホルモン補充療法や、パートナーを交えた面接療法といった心身のケアが中心です。
ただ、アメリカでは女性用バイアグラが承認されているため、今後日本でも治療方法に大きな変化があるかもしれません。
最近では、性機能を診てくれる泌尿器科や産婦人科も増えています。
上記のような症状に悩んでいる方は、些細なことでも相談を検討してみてください。
ED(勃起不全)
ED(勃起不全)は、勃起できない、あるいはそれを満足に維持できないといった男性特有の症状になります。
勃起は男性の健康バロメーターとされているだけに、他の病気の初期症状であることも珍しくないので注意です。
治療法としては、
- バイアグラ
- レビトラ
- シアリス
こうしたED治療薬が用いられ、男性器への血流を改善することで再び勃起力を取り戻すことが可能です。
現在はED治療を専門に行うクリニックもあるため、気軽に相談からはじめることで症状に適した治療を行えます。
シアリスはアンチエイジング効果も期待できる!
シアリスの注目すべき効果の1つがアンチエイジング効果です。
というのも、シアリスには血管拡張作用があり、血流をスムーズにすることでコレステロール堆積や血栓の予防が期待できます。
実際に臨床試験では、毎日の服用により循環器系(心臓・肺・血管・リンパ節)の疾患や血管の老化のリスクを防ぐという報告があるのも事実です。
このようにシアリスがアンチエイジングに有効であることは証明されており、定期服用後も2週間は効果が持続することがわかっています。
EDのみならず血管年齢を若く保てることから、EDに悩む男性は積極的にシアリスを取り入れていきたいところです。
ただし、あくまでEDの治療に使用する医薬品なため、独自の判断で使用するのは危険です。
副作用のリスクがあることから、どのような場合であれ、服用する場合は医師に事前に相談してからにしましょう。
なお、シアリスを処方するクリニックを以下のページで紹介していますので、気になる方はぜひ確認してみてください。
おすすめのシアリス処方クリニックを紹介!処方価格や診察料を徹底比較!
セックスでアンチエイジングは可能!いつまでも魅力的でいるために
ここまでセックスとアンチエイジングの関係について紹介してきました。
最後にこのページをまとめると
- セックスはアンチエイジング効果と健康増進効果が期待できる
- セックスをすることで健康と美容に重要なホルモンが分泌される
- セックスはダイエットにも効果的
セックスは欲求を満たすだけでなく、心身のアンチエイジングが期待できる行為です。
いくつになっても変わらぬ魅力を維持するための一環として、一定のペースでセックスすることをおすすめします。
ただしセックスは目的よりも、愛情表現としての側面が強いです。
それだけにアンチエイジングだけに重きを置くのではなく、相手を思いやる気持ちを忘れないようにしましょう。
参考サイト一覧
以下はこのページを作成するにあたり、参考にしたサイトです。
参考
この記事を書いた人
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オンライン編集部:キム
自分がEDだったため、改善したい一心で3年間EDクリニックのカウンセラーとして勤務。クリニックで得た知識や改善方法を多くの男性に伝えるため、ライターに転職。 現在はクリニック体験記事も執筆しているので、ぜひご利用前にご覧ください!趣味は釣り、サウナ、ゲーム。