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プロペシアの服用は年齢制限がある?未成年者は服用禁止って本当?

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10代でも発症する可能性があるAGA(若年性男性型脱毛症)ですが、以下のような話を聞いたことがありませんか?

「プロペシアの服用には年齢制限がある」
「未成年者は服用できない」

結論から伝えると、未成年者はプロペシアの服用が禁止されています。
しかし、10代で抜け毛が気になる方も少なくないはずです。

そこで、このページでは、未成年者がプロペシアを服用できない理由、10代で発症する可能性がある若年性男性型脱毛症の原因や対策などを紹介していきます。

未成年者はプロペシアを服用できない

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プロペシアは、 20歳以上の成人から使用可能な治療薬なため、残念ながら未成年者の服用は禁止されています。

しかし、なぜ未成年者はプロペシアの服用ができないのでしょうか?
その理由を確認してみましょう。

服用できない理由は?

未成年がプロペシアを服用できない理由は、健康状態に影響を与える可能性が高いからです。

プロペシアは、AGAの原因である男性ホルモンの1種であるDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制する作用があります。
しかし、DHTは思春期の男性器の形成に関係しているため、未成年者の場合、DHTの生成を抑制することで、性機能の発達などに深刻な影響を及ぼしかねません。
また、日本国内では未成年者を対象とした臨床試験が実施されていないため、安全性が確認されていないことも服用ができない理由の1つです。

それでは、他のAGA治療薬なら未成年者でも使用できるのでしょうか?
次項で詳しく確認してみましょう。

ミノキシジルやデュタステリドは?

AGA治療薬にはプロペシアの他にミノキシジルやデュタステリドがあります。

しかし、残念ながら未成年はこれらの治療薬もプロペシア同様に使用できません。
なぜなら、ミノキシジルやデュタステリドも、日本国内では未成年を対象とした臨床試験が実施されていないため、安全性が確認されていないからです。
これらの治療薬を未成年者が使用することで、思わぬ副作用により健康被害が生じる可能性があります。

そのため、未成年者はミノキシジルやデュタステリドの使用を控えましょう。

10代でもプロペシアを処方するクリニックがある?

基本的には10代に対して、プロペシアを処方するクリニックはありません。
しかし、クリニックによっては、法定後見人の同意書があれば、10代にプロペシアを処方するケースもあります。

ここで注意しなければいけないのが、プロペシアを服用にすることで副作用や健康リスクが生じる可能性があることです。
そのことを理解した上で、担当医と相談することをオススメします。

10代でもAGAを発症する?

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AGA(男性脱毛症)は、20代以降に発症するのが一般的ですが、早い場合は10代後半で発症するケースがあります。
その場合、「若年性男性型脱毛症」と診断されることがありますが、AGAと症状は一緒です。

まずは、若年性男性型脱毛症について確認していきましょう。

若年性男性型脱毛症とは?

若年性男性脱毛症とは、10代後半~20代前半で起こる脱毛症です。

代表的な症状は、額の生え際の後退や頭頂部の薄毛。

まずは、抜け毛の増加や髪のハリやコシの低下、前頭部や頭頂部で弱々しい毛が増えるなどの初期症状からはじまります。
進行性のため、放置すると最終的には前頭部から頭頂部に欠けて髪の毛がない状態になってしまいます。

なお、脱毛の進行パターンは以下の3つに分けられます。

  • 額の生え際から薄毛が進行
  • 頭頂部のつむじ周辺から薄毛が進行
  • 額の生え際、頭頂部のつむじ周辺両方から同時に薄毛が進行

若年性男性脱毛症は、進行が進むと治療に時間がかかるため、抜け毛が気になりだした段階で早めに治療を開始することが重要です。

若年性男性型脱毛症の初期症状は?

若年性男性型脱毛症の初期症状は以下の通りです。

  • 抜け毛の量が増えた
  • 髪のハリやコシがなくなった
  • 産毛が増えた
  • おでこが広くなった

これらに当てはまる場合、若年性男性型脱毛症を発症している可能性があります。
なお、日常生活の中で以下のような症状を感じたら若年性男性型脱毛症を疑いましょう。

  • シャンプーやブラッシングの際に抜け毛が増えた
  • 枕に付いている抜け毛が増えた
  • 毛根の細い抜け毛が増えた
  • 髪の毛のボリュームが減った

続いて、若年性男性型脱毛症の原因を確認してみましょう。

若年性男性型脱毛症の原因は?

若年性男性脱毛症の原因は、主に4つあります。

これらの原因について、詳しく紹介していきます。

ジヒドロテストテロン(DHT)

DHT(ジヒドロテストステロン)とは、AGAの原因といわれる男性ホルモンの1種です。

DHTは、男性の体内に必ず存在する男性ホルモン「テストステロン」と「5αリダクターゼ」という酵素が結びつき生成されます。
このDHTは、通常3~6年かけて成長する髪の毛のヘアサイクルを短縮させてしまう原因となります。

その結果、抜け毛が増えたり、髪の毛が十分に成長できなくなったりすることで薄毛を進行させてしまうのです。

遺伝

遺伝も薄毛の要素になります。
というもの、ジヒドロテストステロン(DHT)のもととなる5αリダクターゼII型の活性度の遺伝子は両親から受け継ぐ可能性があるからです。

なお、薄毛になりやすいアンドロゲンレセプターの感受性を決める遺伝子は、母型から受け継ぐ場合があります。

生活習慣

生活習慣の乱れは、薄毛や抜け毛の原因になります。
なぜなら、栄養不足や運動不足は頭皮環境を悪化させ、睡眠不足はホルモンバランスが乱れる原因となるからです。

日々の生活習慣の乱れが、薄毛になるリスクを高めてしまうため注意しましょう。

ストレス

ストレスは心身に悪いと言われていますが、これは薄毛にも当てはまります。
なぜなら、ストレスを感じると交感神経が活発になり、血管が収縮するため血流の悪化を招くからです。
その結果、頭皮や髪の毛に十分な栄養が行き届かなくなることで薄毛を進行させてしまう可能性があります。

さらに、ストレスによる睡眠不足により、ホルモンバランスが崩れ、成長ホルモンの分泌に異常が起こる可能性もあるため注意しましょう。

若年性男性型脱毛症の対策は?

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若年性男性型脱毛症の対策は、薄毛の原因を取り除いていくことが大切です。
ここでは、若年性男性型脱毛症の対策を紹介します。

それでは詳しく確認していきましょう。

生活習慣の見直し

若年性男性型脱毛症の対策として基本となるのは、生活習慣の見直しです。
生活習慣を見直す上で以下を心掛けましょう。

  • 栄養バランスの取れた食生活
  • 適度な運動やストレッチ
  • 十分な睡眠時間を確保
  • ストレスを適度に発散

これらを1度で全てを見直すのは大変です。
そのため、野菜をちょっと多く取ってみる、階段を使ってみる、いつもよりも30分早くねるなど出来ることから始めましょう。

頭皮を衛生的に保つ

抜け毛や薄毛対策として、頭皮を衛生的に保つことが必要です。

ホルモンバランスが崩れると、皮脂の分泌量が過剰になり、抜け毛や薄毛の原因となります。
頭皮の皮脂を抑えるためにも、正しくシャンプーをして頭皮環境を整えることが大切です。

サプリメント

サプリメントを摂ることで、効率的に髪に良いとされる成分を補います。

  • 亜鉛
  • L-リジン
  • アルギニン
  • ケラチン
  • ビタミン類

など

これらは髪の生成や頭皮環境を整える成分です。
そのため、これらの成分が含有されたサプリメントを積極的に摂取するようにしましょう。

ただし、18歳未満は服用できない場合もあるので、注意事項をよく確認してから使用してください。

重要!早めに専門医に相談する

1番重要な点は、抜け毛が増えるなど髪に異変を感じたら、すぐに専門医に相談することです。
なぜなら、抜け毛の原因がAGAであるとは限らないからです。

例えば、円形脱毛症や脂漏性皮膚炎による脱毛の場合、AGAとは異なる治療を行う必要があります。

そのため、自分の脱毛の原因を知る上で、専門医に診断してもらうことが重要です。

病院やクリニックに行く前に確認を

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AGA治療は、基本的に20歳からとなります。
そのため、未成年者の場合は、親の同席や同意書が必要になることがあることから、事前に病院やクリニックへ確認をすることが大切です。
なお、若年性男性型脱毛症は初期段階で治療を行うことで、改善効果が高まるといわれています。

抜け毛や薄毛が気になり始めたら、早めに専門医へ相談をしましょう。

参照サイト一覧

以下はこのページを作成するにあたり、参考にしたサイトです。

この記事を書いた人

オンライン編集部:タツ
オンライン編集部:タツ
【写真は治療開始前】31歳から薄毛になり、治療を始めてもうすぐ5年が経過するオンライン診療NAVI編集部のタツです。 これまで試してきた薄毛治療や薄毛の知識を発信するために、現在薄毛専門のライターとして執筆中! 市販の育毛剤やクリニックでもらう治療薬の違いなど、薄毛治療初心者にも分かりやすいように解説しています。 同じ悩みを持つ方々の力になれるよう有益な情報を伝えていければと思います!