YaDoc(ヤ―ドック)を徹底調査!アプリ不要でオンライン診療が可能!
数あるオンライン診療サービスのひとつにYaDoc(ヤードック)があります。
YaDocはアプリを使ってのオンライン診療の他に、アプリを使わずにウェブでオンライン診療を受けることが可能です。
こちらのページではそんなYaDocのオンライン診療について紹介します。
YaDoc(ヤ―ドック)とは?
オンライン診療のYaDocにはYaDoc QuickとYaDocの2種類があります。
アプリを使わずに受けられるオンライン診療のYaDoc Quickとアプリを使ってオンライン診療を受けるYaDocで分類されており、YaDoc Quickであれば手軽に利用を開始することができます。
ただし、YaDoc Quickのオンライン診療を受けた結果、医師からYaDocを利用した診察を指導された場合は、アプリをダウンロードしてアプリからオンライン診療を受けるようにしましょう。
YaDoc(ヤ―ドック)ならではの強み
オンライン診療サービスは数あれど、YaDocならではの強みには一体どういったものがあるのでしょうか?
YaDocアプリには記録機能が搭載されています。診療を受けた医療機関から記録項目が付与され、毎日の体重や血圧、食事の写真などを記録していくことができます。
こうした記録は診療を受けている医療機関と共有され次回のオンライン診療時に役立てられたりします。
また、Appleヘルスケアとのデータ連携も可能で、Apple Watchなどで取得した体重や血圧、脈拍や歩数などのデータを連携して医師に共有することで、診療に活かすことができます。
YaDoc Quickならではの強み
オンライン診療サービスであるYaDocには、YaDoc Quickもあります。
YaDoc Quickならではの強みとしては、専用アプリをダウンロードする必要がないため、気軽に初診からオンライン診療を受けられます。
ただし、初診からオンライン診療を希望する場合は、オンラインでの初診に対応しているクリニックに限られるという点には注意が必要です。
YaDoc Quickのオンライン診療は登録したメールアドレス宛に届くURLをクリックするだけで受けることができるという簡単さがあり、これもYaDoc Quickならではの強みといえます。
YaDoc(ヤ―ドック)を使ったオンライン診療の流れ
ここからは、YaDocを使ってオンライン診療を受ける時の流れについて紹介していきます。
YaDoc Quick とYaDocはどちらも無料で利用することが可能です。
YaDoc Quickはアプリを使わないので、Zoom、Microsoft Teamsを利用してオンライン診療を受けます。
Webで予約を行い、診察を受けてオンラインで決済を行います。ただし、薬の配送などについては未対応となっています。
一方のYaDocは専用のアプリで、予約から診察、決済から薬の配送まで全て行えます。
YaDocのアプリを利用する場合は、アプリのビデオ通話やMicrosoft Teamsを利用してオンライン診療を受けます。
YaDoc(ヤ―ドック)の利用に必要な物
YaDocを利用するにあたって必要になる物はいくつかあります。
必要になるのは
- 保険証
- 本人確認書類
- スマートフォンやパソコン
- インターネット環境
- クレジットカード
となっています。
上記のどれかひとつが欠けてもオンライン診療サービスを受けることができないため、利用をはじめる前に準備しておきましょう。
YaDoc(ヤ―ドック)を利用するメリット
YaDocのオンライン診療サービスを利用するメリットは複数あります。
- 生活情報の記録・共有
- 問診への回答をゆっくり考えられる
- 電子お薬手帳サービス「harumo(ハルモ)」との連携
生活情報の記録・共有
YaDocのアプリには、生活情報のデータを記録できる機能があります。
さまざまな生活データを記録することで、オンライン診療の中で医師が病気の症状や体調の変化などを生活情報のデータを見ながら確認することができ、診療の精度を高めることが可能です。
また、AppleWatchやFit bitといったスマートウォッチなどから収集したさまざまなヘルスデータを連携することができ、医師に共有することも可能です。
そのため、普段からスマートウォッチを使っている方ならデータの記録も手間がかかりません。
問診への回答をゆっくり考えられる
YaDocを使ったオンライン診療のメリットとして、問診に対する回答の時間がゆっくり取れることが挙げられます。
対面での診察の場合、問診に対して焦ってしまって十分にこたえることができないといったことがあります。
しかし、YaDocはスマートフォンで事前に問診を行うため、問診に対しての答えを時間をかけてゆっくり考えながら行うことができ、より正確な問診が可能となっています。
電子お薬手帳サービス「harmo(ハルモ)」との連携
オンライン診療のYaDocは、シミックヘルスケア・インスティテュート社が提供している電子お薬手帳サービスの「harumo(ハルモ)」と連携することが可能です。
YaDocとお薬手帳を連携することで、診察をする医師がお薬手帳の内容を確認することができるようになります。
そうしてお薬手帳を確認しながら最適な治療薬を処方することができるため、非常に役立ちます。
お薬手帳と連携できるというのは非常に大きなメリットですが、YaDoc Quickは未対応となっている点には注意が必要です。
YaDoc(ヤ―ドック)のデメリット
オンライン診療サービスであるYaDocのメリットについてご紹介してきましたが、デメリットはあるのでしょうか?
YaDocのデメリットとしては、初期設定の手間が多いという点があげられます。
設定に複数のステップがあり登録完了までが長く、特に高齢の方には利用までのハードルが高くなっています。
YaDoc Quickでは、そうした登録の手間が排除されているのですが、薬の配送などに対応していないというデメリットがあります。
YaDoc(ヤ―ドック)のサポート環境について
YaDocやYaDoc Quickのオンライン診療を受けるためには、利用するスマートフォンやパソコンの端末が推奨環境を満たしている必要があります。
そのため、利用を考えた時はまず推奨環境を満たしているかどうかを確認することが大切です。
ここからは、そんなYaDocやYaDoc Quickを利用する上で必要になる端末ごとの推奨環境について紹介していきます。
YaDocの場合
YaDocのオンライン診療アプリを使う場合の推奨環境は下記の通り。
iPhone:iOS15.1以上かつ、利用するiPhoneやiPad、iPod touchにAppStoreからアプリのダウンロードが必要です。
Android:Android OS 7.0以上(推奨は8.0以上)を搭載した端末かつ、利用する端末にGoogleAppからアプリのダウンロードが必要です。
こうした推奨環境を満たしていない場合、オンライン診療を受けることができないこともあるため、事前に端末のOSを確認しておきアプリのダウンロードを行っておくようにしましょう。
YaDoc Quickの場合
YaDoc Quickを利用する場合の推奨環境は下記の通りです。
iPhone | Wi-Fiもしくは4G以上のインターネット回線があり、最新版のSafariが利用できる。 |
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Android | Wi-Fiもしくは4G以上のインターネット回線があり、最新版のGoogle Chromeが動作する |
パソコン | 2Mbps 以上(10 Mbpsを推奨)のインターネット環境かつ、Windows及びMacを搭載したパソコンでデュアルコア2Ghz以上(i3/i5/i7またはAMD相当)のCPUと4GB以上のメモリを搭載したもの |
上記を満たしていない場合、利用できない場合があります。
事前にスマートフォンやパソコンの環境を確認して満たしているかを把握した上で利用しましょう。
YaDoc(ヤ―ドック)は自分のニーズに合わせて使い分けよう
オンライン診療サービスのYaDocは専用アプリを用いて行うYaDocとアプリが不要で簡単に利用できるYaDoc Quickがあり、それぞれに特徴があります。
特にYaDocではさまざまなヘルスデータを連携したり生活情報を記録することができ、そうしたデータをオンライン診療に役立てられるためより精度の高いオンライン診療に期待できます。
YaDoc Quickはアプリのダウンロードをせずにオンライン診療を受けられる優れた点もあるため、自身に合った方法でオンライン診療を受けられます。