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【医師監修】2022年レビトラ販売中止について、品薄状態?代替薬は?

レビトラ

レビトラ錠を製造・販売するバイエル社から2021年11月に販売中止のアナウンスがありました。
在庫限りでの販売を中止するとして、2022年3月をもってすべての供給が終了しました。

販売名 包装 出荷終了予定時期
レビトラ錠5mg 10錠×1 2022年3月
レビトラ錠10mg 10錠×2 2022年3月
10錠×4 供給停止
レビトラ錠20mg 10錠×2 2022年1月
10錠×4 供給停止

レビトラは長期に渡る供給停止が続いたまま、そのまま販売停止となったため、すでに在庫切れとなっているクリニックや病院が多くなっています

また、在庫がある医療機関も数年前の在庫のため、使用期間切れ(賞味期限切れ)間近の可能性が高くなっており、もし購入出来たとしても短期期間での消費が予想されます。

記事の監修医

記事の監修医高橋 亮

神奈川県出身、2003年日本医科大学卒業、【ED、早漏、AGAなどを始め、前立腺がんなど泌尿器科にまつわる疾患全般を扱う】動坂下泌尿器科クリニック(東京・文京区)院長。日本泌尿器科学会指導医・専門医。日本医科大学付属病院嘱託医。

クリニックHP:動坂下泌尿器科クリニック

レビトラ錠が販売中止になった理由

突然の発表に驚かれた人もいたと思いますが、ここ数年間レビトラ錠はたびたび供給遅延や在庫不足に陥っていました。
販売中止の予兆が見え隠れしていただけに、次の2つのことを理由にこの度の発売中止に踏み切ったようです。

  • 次回以降の生産及び入荷の目処が立たない
  • 今後も安定した供給ができない

急な販売中止だったため品質や管理体制を不安視する声も一部にはありますが、決してそういったことではありません。
レビトラ錠を製造・販売するバイエル社としても安定供給に向けて検討を続けていただけに、今回の販売中止決定は苦渋の決断だったようです。

レビトラ錠は品薄状態で入手困難

レビトラ錠の販売中止を受けて、全国の医療機関も在庫限りの処方しかできない状態です。
数年前に販売されて以来、長期に渡って販売されていないので、すでに在庫がなく処方ができなくなっているクリニックや病院が多くなっています。

また一部では1錠あたりの価格を上げているクリニックもあり、ED治療薬の中でもレビトラ錠は高額となっています。

その一方で、品薄状態の影響から手に入りやすいレビトラ錠のジェネリック医薬品の需要が高まってきている状況です。

すでにレビトラ錠でED治療を行っていくのは難しくなってくるので、同等の効果が期待できるレビトラジェネリックや他のED治療薬への切り替えも検討していくことが必要でしょう。

レビトラ錠が再販する可能性

レビトラ錠は世界各国で販売されており、中でも日本のシェアは世界一となっています。
それだけに販売中止の影響を受ける人も多く、すでに再販を望む声も見受けられます。
こうした背景から、日本製薬メーカーに製造や販売の権利を譲渡し再販される可能性もあります。
しかし、公式な発表もないので現時点では再販の可能性は低いでしょう。

また、すでにレビトラ錠と同等の効果が期待できるレビトラジェネリックも国内製造もされています。
そのため、レビトラ錠が無くなっても、レビトラジェネリックで代用することができるので、再販の可能性はかなり低いと予想されます。

レビトラ錠の偽造品には注意

レビトラ偽物

引用:https://men.libraclinic.com/levitra_generic/forgery/

レビトラ錠が無くなることで懸念されるのが、「どうしても欲しい」という消費者心理に漬け込んだ偽造薬が流通することです。
ED治療薬は需要が高いため悪質な業者の標的とされることが多く、偽造薬が製造されるケースが目立ちます。

またこうした偽造薬の販売ルートはさまざまあり、通販サイトをはじめメルカリといったフリマアプリやTwitterといったSNSで販売されていることもあります。
ちなみにインターネットを通じて入手したED治療薬の約4割は、偽造品というデータもあります。
いずれも正規品との見分けがつかない場合が多く、服用した場合健康被害を及ぼす可能性があります。

大手通販サイトでは類似品が売られている

Amazonといった大手通販サイトなどで、レビトラ錠の類似品が販売されているケースがあります。
パッケージを似せたり、さも同等の効果があるように広告をして消費者に購入させる手口のようですが、確認する限りではレビトラ錠と同じ有効成分は含まれていません。

そもそも医療用医薬品にあたるレビトラ錠は、Amazonや楽天といった通販サイトでの販売は法律上認められていません。
販売されているのは全て類似品のサプリメントであり、レビトラ錠と同等の効果は期待できません。

また、レビトラ錠は医師の処方が必要な薬です。
そのため、Amazonなどの信頼の高い大手のサイトで販売していても、偽物や法律違反の可能性があるため、安易に購入するのは避けてください。

レビトラ錠の代替品としてバルデナフィル錠

バルデナフィル錠

レビトラ錠の代替品として、国内大手の製薬会社からレビトラジェネリックであるバルデナフィル錠が販売されています。
厚生労働省からの認可も受けており、レビトラ錠の有効成分である「バルデナフィル塩酸塩水和物」を含有しているため、即効性・勃起力も高く、同等の効果が期待できます。

製薬会社 製品名
沢井製薬 バルデナフィル錠10mg「サワイ」
バルデナフィル錠20mg「サワイ」
東和製薬 バルデナフィル錠10mg「トーワ」
バルデナフィル錠20mg「トーワ」

添加物などに違いはありますが、それ以外は基本的には同じです。

また、どちらのバルデナフィル錠にも10mgと20mgの2種類があります。
成分量が高いと作用も強くなりますが、副作用が強く出やすくなるので、体質に合わせた成分量を選択しましょう。

他にも、沢井製薬と東和製薬のバルデナフィル錠には割線が入っており、20mgを半分にすることで10mgとして服用することができます。
作用が強いと感じた場合は半分に割ることで作用を抑えることも可能です。

ただし、バルデナフィル錠は国内では2社しか製造していないことや先発品がないことなども相まってか、先発薬と変わらない価格で販売されています。

通常、ジェネリック医薬品は先発薬に比べ価格が大幅に下がります。
バルデナフィル錠はレビトラ錠のジェネリック医薬品ではありますが、価格はレビトラ錠と変わらないため、購入の際には注意しましょう。

先発薬ならバイアグラ錠がレビトラ錠と非常に近い

ジェネリックではなく先発薬にこだわりたいという人は、レビトラ錠と近しい特徴を持つバイアグラ錠を選んでみると良いでしょう。

商品名 レビトラ バイアグラ シアリス
成分 塩酸バルデナフィル水和物 シルデナフィルクエン酸塩 タダラフィル
勃起の強さ 最も強い 強い マイルド
即効性 早い
(15~30分)
普通
(30分~1時間)
やや遅い
(1~3時間)
持続時間 5~8時間 3~5時間 30~36時間
副作用 出やすい 出やすい 出にくい
食事の影響 やや受けやすい 受けやすい 受けにくい

バイアグラについて確認する

シアリスについて確認する

バイアグラ錠は勃起力の強さがレビトラと似ており、先発薬の中でも安価で手に入ることから人気のED治療薬です。

レビトラ錠を購入するならお早めに。

レビトラ錠の販売中止が決定したため、かかりつけのクリニックや病院で処方を受けられなくなってきます。

医療機関よってレビトラ錠の在庫状況は異なるので、受診する医療機関には事前に確認するようにしましょう。
また、今後レビトラ錠が無くなった場合に備え、レビトラジェネリックや他のED治療薬への切り替えを視野に入れておくことも必要です。

今後はレビトラ錠が品薄状態になるにつれて、偽造品や類似品が多く出回ることが予想されるため、レビトラを購入する際は注意するようにしましょう。