【精神症状】
- 抑うつ気分
- 意欲の低下
- 思考力・集中力の低下
- 自尊心の喪失
- 死や自殺を考える
など
プロペシアはAGA(男性型脱毛症)に高い有効性を示す治療薬として多くの方が使用しています。
しかし、改善効果が高い分、副作用に関して気になる方も多いのではないでしょうか。
プロペシアの副作用に関しては20種類程度の症例が報告されていますが、そのほとんどが使用者の 1%に満たない発生率です。
その中の1つに「抑うつ症状」も挙げられています。
発生率が非常に低いとされているため、あまり過敏になる必要はありませんが、抑うつ症状を引き起こす可能性が0ではないため気にする方も少なくありません。
ここでは、プロペシア服用による抑うつ症状が起こる原因や抗うつ剤との併用について紹介しています。
【代表的な抑うつ症状】
【精神症状】
など
【身体症状】
など
プロペシア(フィナステリド)が抑うつ症状を引き起こすという報告例はあるものの、原因に関してはまだ完全に解明されいません。
また、プロペシアの添付文書にも抑うつ症状がプロペシアの副作用であるという旨は添付文書にも記載されています。
しかし、臨床試験結果では頻度不明と報告されており、現在でも因果関係は不明とされています。
プロペシアを服用している方が、抑うつ症状を引き起こす原因には以下のような要因が考えられます。
プロペシアには DHT(ジヒドロテストステロン)と呼ばれる男性ホルモンの発生を抑える作用があります。
このDHTが抑えられることで体内のホルモンバランスが乱れ、精神的に不安定になり、「抑うつ症状」を引き起こすのではないかといわれています。
また、プロペシア服用者に見られる抑うつ症状は、そもそも AGA(脱毛)によるストレスではないかという説も唱えられています。
AGAと向き合っている方は日々脱毛のストレスにさらされていることから、軽度の自律神経失調症を訴えるケースも少なくありません。
その他、男性更年期障害(LOH症候群)の可能性もあることから、抑うつような症状が現れた際は医師の診察を受けましょう。
プロペシアには、併用禁忌薬や併用注意薬はありません。
そのため、抑うつ症状が現れた場合でも、プロペシアと併用して抗うつ剤を服用することができます。
ただし、薬を複数服用する場合は肝臓に負担がかかってしまうので、必ず医師の診断のもと併用するようにしてください。
プロペシアとうつの相互関係は現時点で立証できていません。
発現率も低いことから、プロペシアを服用するにあたり大きく心配する必要はありませんが、副作用として報告されているため、注意は必要です。
抑うつ症状は日常生活に支障をきたすことも多いため、プロペシアを服用してうつのような症状を感じた場合はすぐに医師に相談しましょう。
なお、プロペシアを処方するクリニックで悩んでいる場合は以下を参考にしてみてください。
プロペシア処方クリニック
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