- プロペシアと不整脈の関係
- 不整脈の原因
- 不整脈を止める方法
など
プロペシアは副作用が起こる可能性の低いAGA治療薬です。
体質によって副作用が出ることもありますが、プロペシアは循環器系には作用しないため不整脈が起こることはありません。
そのため、プロペシア服用中に不整脈が起こってしまった場合は別の原因が考えられます。
このページでは、主に以下のような事を解説しています。
など
「プロペシアで不整脈が起こるかもしれない…」と不安な方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
不整脈とはどのような症状が起こるのか確認しておきましょう。
不整脈は主に、以下のような症状が現れます。
脈拍が1分間に50以下になる症状を「徐脈」と言い、40以下になると「息切れ」や「めまい」などの症状が出やすくなります。
脈拍が1分間に100以上になる症状を「頻脈」と言い、120以上になると「動悸」や「息切れ」などの症状が出やすくなり、病気の疑いがあります。
不整脈の症状はプロペシアの副作用で報告されていないため、プロペシアが不整脈の原因となることはほぼないと言えるでしょう。
不整脈は主に、心臓や血管などの循環器の異常によって現れますが、プロペシアには循環器系に作用する効果はありません。
プロペシアは男性ホルモンにのみ作用し循環器系には影響を与えないため、不整脈の原因にはならないでしょう。
プロペシアと不整脈の関係を調べてみましたが、因果関係を解説している論文や文献などは一切ありませんでした。
上記のことからプロペシア服用中に不整脈が起こった場合でも、プロペシア以外の要因が考えます。
厚生労働省が管轄している医療サイトによると、プロペシアは以下の副作用が出ると報告されています。
過敏症(頻度不明)
など
生殖器(1%未満)
など
肝臓(頻度不明)
その他(頻度不明)
厚生労働省が管轄している医療サイトにもプロペシアの副作用で不整脈が起こるという記載はありませんでした。
不整脈が引き起こされる原因は様々です。
生活習慣の乱れや循環器系の疾患、時には薬の影響なども不整脈を引き起こす原因となります。
プロペシア服用中に「不整脈になった方」や「過去に不整脈を起こしている方」は以下の3つのポイントを確認しておきましょう。
1、ミノキシジルを併用している
2、高血圧や貧血、自立神経の緊張による不整脈
3、心臓に障害がある
それぞれ、詳しく説明します。
ミノキシジルはプロペシアと併用することが多く、循環器系に作用するAGA治療薬です。
そのため、ミノキシジルを併用している場合、不整脈を引き起こす原因はプロペシアではなく、ミノキシジルの可能性があります。
以下は、ミノキシジルの副作用です。
など
ミノキシジルは高い発毛効果のあるAGA治療薬ですが、循環器系に作用するので不整脈や動悸などの症状が出やすい方の服用には注意しましょう。
また、上記の副作用はあくまでも、ミノキシジルの内服薬に限ります。
外用薬の場合は「かぶれ」や「ふけ」など、軽度な皮膚トラブルが報告されており、不整脈の心配はほとんどありません。
不整脈は以下のような症状が原因として引き起こされる場合もあります。
など
また、上記の症状は生活習慣の乱れが原因となっていることがほとんどです。
など
生活習慣の乱れが不整脈の原因となることもあるので、生活習慣の根本的な見直しは不整脈を改善する有効な手段となります。
以下のような心臓に疾患がある方は、不整脈になりやすい傾向があります。
心臓弁膜症
など
虚血性心疾患
など
先天性心疾患
など
心筋疾患
など
プロペシアは循環器系に作用しないため、副作用で不整脈が起こる可能性はありません。
プロペシア服用中に不整脈になったという方は上記の疾患がある恐れがあるため、すぐに病院を受診しましょう。
不整脈を止める方法は、2通りあります。
すでに不整脈になったという方に関してはすぐに病院を受診してください。
不整脈の治療方法は、徐脈治療と頻脈治療の2種類に分けられます。
投薬治療や手術などがありますが、症状や原因によって治療方法が異なります。
1.徐脈治療
2.頻脈治療
不整脈が重度になるとふらつきや失神などの危険が伴うため、疑いがある場合は必ず病院に通い医師に相談しましょう。
不整脈の一時的な対処法として、以下のような方法があります。
上記はあくまでも対処法なので、必ず効果が出るわけではありません。
一時的な対処であるため、すぐにでも病院を受診してくだい。
不整脈は命に関わる症状です。医師に相談して根本的な治療を早期に行いましょう。
プロペシアは循環器系に作用はしませんが、医薬品であるため肝機能に影響を与える可能性があります。
医薬品は肝臓で代謝されるため、プロペシアだけでなくほぼすべての医薬品に肝機能障害のリスクが伴います。
肝機能障害になると、以下のような症状が現れます。
など
プロペシアによる肝機能障害のリスクは0.2%と限りなく低いですが、服用中は定期的に血液検査を受けましょう。
また、以下に該当する方は、肝機能の働きが低下している可能性があります。
上記に該当する方はプロペシアを服用することで肝機能障害になる可能性もあるため、医師に相談してから服用してください。
副作用のリスクを抑えるため、プロペシアの正しい飲み方を覚えておきましょう。
プロペシアの正しい飲み方
早く薄毛を改善したいため、1日に規定量以上錠数を服用しても効果は変わりません。
副作用のリスクを高めてしまうため、必ず1日1錠を服用しましょう。
また、服用するタイミングは「朝」と「夜」のどちらでも可能です。
ただし、プロペシアの効果を一定に保つため可能な限り同じ時間帯に服用してください。
■朝9時にプロペシアを服用した場合
➔翌朝の9時に服用する
プロペシアは医薬品です。
どんなに軽い副作用だとしても、個人の判断で、プロペシアを飲み続けるのは非常に危険です。
そのため、副作用や体に異変を感じた場合は、すぐ医師に相談しましょう。
また、プロペシアは肝臓で代謝されるため、肝機能に障害がある方は必ず医師に相談してください。
肝機能に障害がなくとも、プロペシア飲み続けることで、肝機能に異変が起こる可能性も考えられます。
安全にプロペシアを飲み続けるためにも、医師と相談しながら治療を続けるようにしましょう。
なお、クリニック探しで悩んでいる場合は以下を参考にしてみてください。
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