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心因性EDの治し方|原因は精神的ストレス

心因性ED
心因性EDは男性機能には問題がなくても、精神的・心理的な要因やパートナーとの関係が原因となるEDです。
ストレスや緊張などによって、性的刺激があっても「勃たない」「中折れ」というような症状が起こります。
ここでは、心因性EDの原因や治し方について紹介します。

目次

  1. 心因性EDの原因
  2. 心因性EDの治し方
  3. サプリメント・漢方での治療には注意
  4. 心因性EDが治るきっかけは?
  5. 心因性EDのよくある質問
  6. 心因性ED治すには原因を知ることが重要

心因性EDの原因

心因性EDはストレスやパートナーとの関係性などの精神的、心理的要因が原因です。
例えば、性行為に対して「緊張してしまう」「トラウマがある」というような方が心因性EDになりやすい傾向にあります。
他にも様々な原因がありますが、人によってストレスの感じ方が異なるため、自身の原因を見つけて解決していくことが重要となります。
ここからは、心因性EDの具体例を挙げながら紹介していきます。

  • 日常的なストレスの現実心因
  • トラウマや恐怖などの深層心因
  • 精神疾患によるED

以下では心因性EDの原因を紹介していますが、心因性EDではないと感じた方は以下のページをご確認ください。

日常的なストレスの現実心因

人間関係やパートナーとの関係性、コンプレックスなどの日常的なストレスによるものを「現実心因」と呼びます。
パートナーと不仲であることが原因となることもありますが、パートナーとの関係が良好でも職場のストレスが原因となることもあります。
また、仕事や性生活には関係ないストレスが原因となることもあります。

トラウマや恐怖などの深層心因

心の奥深くにある過去のトラウマや恐怖、嫌悪感などを「深層心因」と呼びます。
現実心因とは異なり、日常的なストレスではなく心の奥深くにある些細な一言や失敗した経験が要因となります。
他にも愛憎葛藤や幼少期における心的外傷体験、ホモセクシュアルなども挙げられます。
無意識であることも多く、自分でも原因が分からない場合もある治療が難しいタイプです。

精神疾患によるED

うつ病や統合失調症、不安神経症などの精神疾患によりEDになることもあります。
精神疾患を患うと性欲が落ちたり、性的興奮を感じにくくなるためです。
抗不安薬や精神安定剤の作用が勃起に悪影響を及ぼしている場合もあります。

心因性EDの治し方

心因性EDは男性機能には問題がないことから、精神的・心理的な問題を解決することで正常に機能します。
ここからは、心因性EDの治し方を見ていきましょう。

  • ED治療薬の服用
  • 心理療法
  • 性行為に慣れる

ED治療薬の服用

ED治療薬とは、勃起不全の治療薬で男性器に血液を集める作用がある薬です。
ED治療には一般的にED治療薬が使用されており、バイアグラ・レビトラ・シアリスといったED治療薬を服用します。
心因性EDの場合でもED治療薬を服用することで勃起がしやすくなり、正常な状態まで改善することが期待できます。
一時的に服用して性行為が問題なく行えるという自信がつくことで、心因性EDが解消されED治療薬が必要なくなることもあります。

ED治療薬の相場:1,326円~2,000円/1錠

バイアグラ:ED治療薬の中で一番有名。持続時間は3~5時間。副作用が出やすい。
レビトラ:強い勃起力が得られる。15~30分で効き始め、5~8間持続する。
シアリス:最大36時間の持続効果。コスパが良く、副作用も出にくい。

ED治療薬の効果や種類を詳しく確認したい方は以下のページをご確認ください。

サプリメント・漢方での治療には注意

心因性EDの治療でサプリメント・漢方の使用を検討している方は下記を確認しておきましょう。

■サプリメント
勃起機能改善に必要な栄養素を手軽に摂取できますが、ED治療薬のように直接的な効果が期待できるわけではありません。
あくまでも、サプリメントは健康食品であり勃起を促す効果はないのでご注意ください。
また、心因性EDの場合勃起機能には問題はないことが多いので、精神的な問題の解決が必要です。

■漢方
漢方でED治療が行われることもありますが、効果は個人差が大きいと言われています。
臨床試験には向いていないことから、データも信憑性があるとは言えず、効果が得られなかったという方も少なくありません。
効果があったという方もいますが、科学的な証明が難しく不透明な部分もあるので、その点を考慮したうえで服用を検討しましょう。

心因性EDが治るきっかけは?

心因性EDが治ったきっかけを紹介します。
人によって原因は様々なので、参考にしてください。

■ED治療薬を使用した
心因性EDでは精神的な問題であるためED治療薬は不必要に思えますが、効果を実感している方も多くいます。
ただし、心因性EDの場合は精神的な問題が解決できれば正常に機能するため、問題が解決できるまでの一定期間だけ服用するというような使い方がいいでしょう。

■不安・緊張が解消された
初めての性行為、妊活のプレッシャー、性行為中に言われた傷つく一言などで不安や緊張している時は性的興奮が感じにくくなっています。
パートナーとの信頼関係を高めたり回数をこなしたりすることで自信がついたり、気にしなくなることで治ることもあります。
自分が思っているより相手が気にしていない場合もあるので、勇気を出して感じていることやコンプレックスを打ち明けてみると問題が解消される場合もあります。

■パートナーとの関係を改善できた
性行為はパートナーとの関係を深める手段にもなりますが、パートナーとの関係に溝があったり、性行為がマンネリ化したりすると、性的興奮を感じにくくなり勃起もしづらくなります。
そのような場合、パートナーとの関係を一度見直してみるといいでしょう。
有効的な手段としは、お互いの悩みを打ち明けてみる、ホテルで性行為を行ってみるなどが有効です。
気持ちを理解する、気分転換をするというようなことを意識しましょう。

■コンプレックスが解消された
早漏や遅漏、短小などのコンプレックスを解決することによって、性行為に不安・嫌悪感が解消されEDが改善されるケースもあります。
このようなコンプレックスは治療薬で改善できる場合もありますが、手術が必要な場合もあります。
しかし、それ以前に自身がコンプレックに感じているだけでパートナーは気にしていない場合も多くあります。
コンプレックスを解消するために治療をすることもひとつの手段ですが、自身が気にしすぎているだけの可能性もあるので、一度パートナーに打ち明けてみると気持ちが楽になるでしょう。

心因性EDのよくある質問

Q. 心因性EDを放置しておくとどうなりますか?
A.精神的な問題を解決できないと勃起ができない状態が継続します。
生活習慣病などで起こる器質性EDと併発する可能性もあるので、できるだけ早めの治療が必要です。
Q. 心因性EDは自然と治りますか?
A.自然と気にならなくなった、以前より緊張しなくなったというような場合は治る可能性があります。
今までと同じく性行為に対して不安や緊張などがあると改善は難しいでしょう。
Q. 心因性EDになりやすい年齢はありますか?
A. 心因性EDは年齢に関係なくなります。
20代~40代までは、身体的な問題よりも心理的な問題が原因で心因性EDが多い傾向があります。
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器質性EDは加齢に伴う動脈硬化や生活習慣病、てんかんなどの神経障害によりEDが発症します。根本的な治療には原因となる疾患の改善が必要となります。

この記事を書いた人

オンライン編集部:キム
オンライン編集部:キム
自分がEDだったため、改善したい一心で3年間EDクリニックのカウンセラーとして勤務。クリニックで得た知識や改善方法を多くの男性に伝えるため、ライターに転職。 現在はクリニック体験記事も執筆しているので、ぜひご利用前にご覧ください!趣味は釣り、サウナ、ゲーム。