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オンライン診療で皮膚科を受診!どんな症状が適している?

オンライン診療で皮膚科を受診!どんな症状が適している?

自宅で診察を受けられるオンライン診療では皮膚科も受診可能です。
ただし、全ての症状にオンライン診療が適しているわけではないため、受診可能かどうか悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
そこで、ここでは、オンライン診療に適している皮膚科の症状や受診の流れ、メリット・デメリットなどを詳しく紹介していきます。

目次

  1. オンライン診療に適している皮膚科の症状
  2. オンライン診療で皮膚科を受診する流れ
  3. オンライン診療で皮膚科を受診するメリット
  4. オンライン診療で皮膚科を受診する際の注意点
  5. オンライン診療と皮膚科の相性は良い!

オンライン診療に適している皮膚科の症状

オンライン診療に適している皮膚科の症状

オンライン診療に適している皮膚科の症状を知るために、重要なポイントとなるのが以下の2点です。

  • オンライン上で確認できる症状
  • 投薬治療が可能

オンライン診療に適している症状は、基本的にオンライン上で確認することができる症状です。
さらに投薬治療が可能な症状であるという条件もあり、これら2つの条件を満たす皮膚症状であればオンライン診療を受けることができます。
なお、皮膚科は、一般皮膚科と美容皮膚科の2種類に分けられます。
それぞれの種類でオンライン診療に適している症状が異なるため、オンライン診療で受診する際にはどちらに適しているか事前に確認しましょう。
具体的にどのような症状がオンライン診療に適しているのか、一般皮膚科と美容皮膚科に分けて紹介していきます。

オンライン診療の科目について詳細はこちら

一般皮膚科

一般皮膚科におけるオンライン診療で診察可能な症状の一例を紹介します。

  • ニキビ(尋常性ざ瘡)
  • アトピー性皮膚炎
  • 湿疹
  • かぶれ(接触皮膚炎)
  • 蕁麻疹
  • 虫刺され(虫刺症)
  • 帯状疱疹
  • 水虫

など

これらの症状は基本的にはオンライン診療で受診可能ですが、医師の判断で対面診療が必要となる場合もあります。

美容皮膚科

皮膚の病気を治すことを目的としている一般皮膚科に対し、美容皮膚科は美しい肌を作ることを目的としています。
そのため、オンライン診療で診てもらえる症状も美容に関するものが中心になっています。

  • ニキビ
  • シミ、シワ
  • 毛穴
  • まつ毛
  • 薄毛(AGA・FAGAなど)
  • 乾燥肌、敏感肌

など

上記は一例ですが、とくに薄毛(AGA・FAGAなど)は、投薬による治療が一般的なため、オンライン診療に適している症状といえます。

AGAについて詳しくはこちら

FAGAについて詳しくはこちら

ニキビ治療を例に一般皮膚科と美容皮膚科の違いを紹介!

一般皮膚科と美容皮膚科の違いは「目的」です。

一般皮膚科の目的 病気の治癒
美容皮膚科の目的 さらなる美しさ

例えば、ニキビ治療の場合、一般皮膚科ではニキビは「尋常性ざ瘡」と呼ばれる皮膚疾患1つなので保険適用で治療ができます。
しかし、治療後の皮膚の赤みや傷あとなどは疾患ではないため、美容皮膚科の分野になります。
さらに美容皮膚科では、症状や肌質に合わせて治療法を組み合わせるため、現在できているニキビの治療だけでなく、新たなニキビをできにくくするための治療も受けることが出来るのです。
このように、皮膚病を治したい場合は一般皮膚科、美しさや美容の悩みを解決したい場合は美容皮膚科となります。
そのため、うまく使い分けることで、満足いく治療につながることが期待できます。
ただし、美容皮膚科は自由診療となるため、事前の治療費の確認や無料カウンセリングなどを活用して事前に費用を確認するようにしましょう。

オンライン診療で皮膚科を受診する流れ

オンライン診療で皮膚科を受診する流れ

オンライン診療で皮膚科を受診する流れは以下の通りです。

  • ①予約
  • ②診察
  • ③決済
  • ④治療薬処方、もしくは対面診療

オンライン診療で皮膚科を受診する際は、事前の予約が必要です。
予約した時間になるとクリニック側から発信があるので、ビデオ通話を開始し、診察が始まります。
決済に関しては、クリニックによって異なるため、事前に確認しておきましょう。
なお、クレジット決済が主流ですが、コンビニ決済、QR決済、銀行振込などに対応している場合があります。
診察の結果、治療薬の処方が必要と判断された場合は、処方箋、もしくは治療薬を郵送してもらえます。
対面診療が必要と判断される場合もあるため、その際はクリニックに行き、直接、医師に診察してもらいましょう。

オンライン診療の流れについてはこちら

オンライン診療を受診するために必要なもの

オンライン診療を受診するために必要なものは以下の通りです。

  • ビデオ通話ができるスマートフォン、パソコン、タブレットなどの通信機器
  • ネット環境
  • 保険診療の場合は保険証

自由診療の場合は、クリニックによっては身分証が必要となるケースがあります。
その他にもオンライン診療アプリが必要となる場合は、クリニックが指定するアプリを事前にダウンロードする必要があることを覚えておきましょう。

オンライン診療アプリを詳しく確認

オンライン診療で皮膚科を受診するメリット

オンライン診療で皮膚科を受診するメリット

オンライン診療で皮膚科を受診するメリットは以下の通りです。

  • 時間や交通費の削減
  • 院内感染のリスクゼロ
  • 時間の合間に診察を受けられる
  • 住まいに関係なく、評判のいいクリニックを選ぶことができる

など

とくに、どこに住んでいても気になるクリニックや評判の良い医師の診察を受けられるのがオンライン診療の大きなメリットといえるでしょう。
AGAやFAGAの場合、誰にも会わずに診察を受けられることから、通院に抵抗がある方でも受診可能です。

デメリットも確認しておこう!

オンライン診療にはメリットだけではなく、デメリットがあることも理解しておく必要があります。
主なデメリットは以下の通りです。

  • オンライン診療で対応できない症状がある
  • 情報不足により診断の正確性が落ちる可能性がある
  • クリニックによって決済方法が限られている

など

オンライン上での問診、視診だけの診察となるため、可能性は低いですが診断の正確性が落ちる可能性があります。
ただし、診断が困難な場合は、基本的には対面診療が必要と判断されるため、過度に不安に感じる必要はないでしょう。

オンライン診療で皮膚科を受診する際の注意点

オンライン診療で皮膚科を受診する際の注意点

オンライン診療で皮膚科をスムーズに受診するためにも注意点を確認しておきましょう。
主な注意点は以下の通りです。

  • 初診は対面診療が必要な場合もある
  • 患部を確認してもらうために明るい場所で診察を受ける
  • 通信環境を事前に確認する
  • 症状や治療法に応じては対面診療が必要になる場合も
  • 医師とのコミュニケーションが大切

など

それでは詳しく確認していきましょう。

初診は対面診療が必要な場合もある

皮膚科に限りませんが、オンライン診療に対応しているクリニックでは、初診は対面診療が必須という場合があります。
その場合、通院が可能な範囲でクリニックを選ばなくてはいけないため注意しましょう。
もちろん、初診からオンライン診療に対応しているクリニックもあるため、予約前に初診について確認することをオススメします。

オンライン診療の初診について詳しくはこちら

患部を確認してもらうために明るい場所で診察を受ける

オンライン診療は、明るい場所で診察を受けるようにしましょう。
というのも、対面診療のように医師が直接患部を見るわけではありませんので、患部が見えやすくなるようにしなくてはいけないからです。
患部がしっかり見えないと誤った診断の原因となったり、対面診療が必要になったりする場合があるため注意しましょう。

通信環境を事前に確認する

診察を受ける前にスマートフォンやパソコンの通信環境を確認しておくことも大切です。
通信環境が悪いと診察がスムーズに進まず、満足のいく診察を受けられなくなってしまうおそれがあるため注意しましょう。

症状や治療法に応じては対面診療が必要な場合も

前述しましたが、全ての症状に対してオンライン診療が対応できるわけではありません。
オンライン診療でできる治療には限りがあり、症状や治療の内容によっては対面診療を受けなくてはならなくなる場合もあることを理解しておきましょう。
自分の症状がオンライン診療に対応しているか知りたい場合は、事前に診察を希望するクリニックに確認するようにしましょう。

医師とのコミュニケーションが大切

患者と医師が直接会って治療を行う対面診療に対し、オンライン診療ではどうしても医師が得る情報量が少なくなってしまいます。
症状に関する情報を十分に伝えられないと誤診の原因になってしまうため、オンライン診療を受ける際は医師としっかりコミュニケーションをとり、情報を正しく伝える必要があります。
質問や症状の内容などを記したメモを事前に用意し、スムーズに診察を受けられるようにしておきましょう。

オンライン診療と皮膚科の相性は良い!

オンライン診療と皮膚科の相性は良い!

画面越しにどのような症状なのか確認ができるため、皮膚科とオンライン診療の相性は良いといわれています。
通院不要のため、移動時間や待ち時間、交通費などのコストが削減できるのは患者側にとっては大きなメリットといえるでしょう。
症状が安定していて、投薬治療を継続している場合、オンライン診療を活用するのも効果的な方法です。
ただし、症状によっては対面診療が必要となる場合もあることを理解しておく必要があります。
その場合は、補助的な役割としてオンライン診療を活用することで、通院の負担軽減につながることでしょう。

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