【これから治療を始める方必見】プロペシア(フィナステリド)について分かりやすく解説!
プロペシアは、AGAの進行を抑えることができる薄毛治療薬です。
AGAの改善率も高いことから、クリニックでは最初に提案されることが多い治療薬になります。
このページではプロペシアの効果や有効性、副作用などのリスクについての基本情報や、購入方法などについて解説しています。
プロペシアはどんな治療薬?
プロペシアは製薬会社であるMSD株式会社が開発した世界初となる飲むタイプの薄毛治療薬です。
現在は、オルガノン株式会社が製造・販売をしています。
AGAを進行させないための”予防薬”として処方され、毎日欠かさず服用することで効果を発揮。
また、有効性のみならず安全性についても高評価であることから、日本以外の60カ国以上でも薄毛治療薬として処方されています。
プロペシアは治療ガイドラインにおいても「A」ランクと最高評価を得ていることから、積極的な使用が勧められている治療薬です。
プロペシアの効果
プロペシアには、AGAの原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)を阻害する作用があります。
DHTは男性ホルモンの一種である「テストステロン」と体内の還元酵素である「5αリダクターゼⅡ型」が結合することで発生する強力な男性ホルモンです。
テストステロン + 5αリダクターゼⅡ型 = DHT
このDHTが増加することで”抜け毛”や”軟毛化"といった、AGA特有の症状が引き起こされます。
このように、テストステロンと5αリダクターゼⅡ型(酵素)が結びつくことでDHTが増え、徐々に薄毛が進行してしまいます。
プロペシアは5αリダクターゼⅡ型を抑制することで、DHTの生成を阻害し薄毛の進行を抑えます。
服用を続けることで次第に頭皮からDHTの数は減り、AGAの改善が期待できます。
3年間で98%の方が効果を実感
プロペシアのAGAに対しての有効性は、とても高いことが販売メーカーであるMSDの臨床データからわかっています。
「1年」と「3年」の服用データを簡単にご紹介します。
<1年>
- 改善:58%
- 維持:40%
- 進行:2%
<3年>
- 改善:78%
- 維持:20%
- 進行:2%
服用した男性の98%の方にAGAの改善、現状維持という結果が出ています。さらに注目したいのが改善率の変化です。
1年目と3年目の改善率を比較すると、改善した割合が20%もUPしています。
このことから、継続的に服用を続けることでプロペシアの効果が高まることが分かります。
プロペシアの副作用
プロペシアで副作用が起こる確率は1%未満とされています。
副作用は主に男性機能が低下する症状が現れます。
- ED(勃起不全)
- 性欲の減退
プロペシアは男性ホルモンに影響する治療薬のため、EDや性欲減退といった症状が起こることがあると考えられています。
しかし、服用すれば必ず起きるわけではなく、確率から考えてもかなり稀と言えます。
また、EDなどの副作用が現れた場合もED治療薬との併用で勃起力の改善が期待できます。
プロペシアの服用方法
プロペシアの服用方法について紹介します。
- 服用回数:1回 / 日
- 服用錠数:1錠 / 回
- 用量:0.2〜1mg / 回
- 服用タイミング:いつでも服用可能
プロペシアは1日1回の服用となっており、用量は1mgが一般的となっています。
ただ、副作用が気になる方は医師に相談したうえで、0.2mgから徐々に身体に慣らしていくことも可能です。
また、服用のタイミングは決まっていないので、朝~夜までの好きな時間で服用することが可能です。
ただし、プロペシアの持続時間や飲み忘れ防止から、毎日決まった時間に服用するのが理想的な服用方法です。
毎日服用することで効果が発揮される
プロペシアは服用後、約24時間効果が持続します。
そのため、効果を持続させるためには、毎日欠かさず服用することが必要になります。
服用時間を頻繁に変えることや、服用しなかった日が多い場合は期待した効果が得られないことがあります。
AGAを改善するために、プロペシアの用法用量を守って服用するよう心がけてください。
プロペシアの併用注意
プロペシアには併用注意とされる薬や食べ物はありません。
しかし、持病のために服用している薬や使用頻度の多い薬がある方は事前に医師に相談してください。
複数の薬の併用は肝臓に負担をかけてしまうため、肝機能障害になるリスクが上がります。
プロペシアの併用禁忌
プロペシアには併用禁忌薬はありません。
基本的には他の薬との併用も可能となっており、AGAの進行度合いによってはミノキシジルを併用することもあります。
ただし、プロペシアと似た作用を持っているデュタステリドとの併用は推奨されていません。
必要以上に効き目が強くなることが考えられ、EDや性欲減退といった副作用が出やすくなる可能性があります。
プロペシアの購入方法
プロペシアの購入方法としては、以下の3つの方法があります。
- クリニック処方
- オンライン処方
- 個人輸入
個人輸入に限っては偽物や粗悪品が出回っている可能性が高く、必ず正規品が購入できるという保証はありません。
また、医師の指導・診断なしで服用した場合、適切な服用ができていないことが多く、健康被害やAGAの改善率が低いという報告もあります。
プロペシアを購入する際には、医師の診察・診断を受けたうえで「クリニック処方」や「オンライン処方」で購入するようにしてください。
正規品を処方してくれるのはクリニック
AGA専門クリニックであれば、粗悪品や偽物の心配がなく、正規品を安心して購入することができます。
また、プロペシアは本来医師の診察を必要とする医薬品です。
専門クリニックで受診することで以下のような診断・検診を受けることができます。
- AGAの診断(タイプ・症状の度合)
- 服用できるか健康状態のチェック
- 定期健診
など
個人輸入は価格こそ魅力的ですが、詐欺や偽物、健康被害といった高いリスクがあります。
安全・安心して服用するためにも、プロペシアを使ったAGA治療はクリニックで行うようにしましょう。
クリニック探しで悩んでいる方は以下を参考にしてみてください。
プロペシア処方クリニック
(アイコンをクリックすると基本情報や公式HPを確認できます)
以下のページではオンライン診療NAVIが厳選したプロペシアを処方するおすすめのクリニックを紹介しています。
ぜひ、確認してみてください。
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プロペシアのジェネリック
プロペシアはすでに特許が切れていることから、低価格で購入できるジェネリック医薬品も登場しています。
AGA治療は自由保険なことや長期の服用が必要な治療薬であることから、治療コストを考えるならジェネリックを選ぶと治療費が安くなります。
また、プロペシアジェネリックは錠剤を加工している添加物や剤形に多少の違いがありますが、有効成分はプロペシアと同じフィナステリドとなっています。
効果についてはプロペシアと同等と効果があるとして、厚生労働省からも認められています。
プロペシアのまとめ
プロペシアはAGAの改善・予防することができ、服用した98%の方が効果を実感できるAGA治療薬です
副作用のリスクも低く、大きな注意点などもないため服用がしやすくなっています。
抜け毛や髪の毛のボリュームダウンなどAGAの可能性がある方は、プロペシアを処方してもらえるクリニックで医師に相談してみてください。
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この記事を書いた人
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オンライン編集部:タツ
【写真は治療開始前】31歳から薄毛になり、治療を始めてもうすぐ5年が経過するオンライン診療NAVI編集部のタツです。 これまで試してきた薄毛治療や薄毛の知識を発信するために、現在薄毛専門のライターとして執筆中! 市販の育毛剤やクリニックでもらう治療薬の違いなど、薄毛治療初心者にも分かりやすいように解説しています。 同じ悩みを持つ方々の力になれるよう有益な情報を伝えていければと思います!