バイアグラの副作用｜飲みすぎはNG？副作用を抑えるためには？

2022/10/03

バイアグラは20年以上にも渡って、ED治療薬として活躍してきたお薬です。
ただし、医薬品である以上、効果だけでなく、副作用が出てしまう可能性もあります。
このページではバイアグラの副作用や、副作用を極力抑える方法などについて解説しています。

バイアグラの効果や服用について

バイアグラの副作用

人によってはまったく副作用を感じない方もいますが、体質などによって副作用が起こりやすい方もいます。

バイアグラの副作用は以下の通りです。

バイアグラを服用してはいけない人

以下に当てはまる方は重い副作用を起こす可能性があるため、バイアグラを服用してはいけません。

いずれか1つでも該当する場合には、バイアグラを服用することができません。

併用禁忌・併用注意

バイアグラには併用できない薬、併用に注意が必要な薬があります。

併用禁忌薬
⇨ 硝酸剤及びNO供与剤、アミオダロン塩酸塩など

併用注意薬
⇨ α遮断剤、降圧剤など

併用することでさまざまなリスクが考えられるため、常用しているお薬があれば必ず医師に申し出るようにしてください。

副作用を抑えるためには

副作用には個人差がありますが、医師の指導のもと適切に服用することで安全に服用できます。
副作用を極力起こさないためには以下の点に注意しましょう。

1回服用したら次回の服用までに24時間空ける

バイアグラの服用方法は1日1回1錠です。
1回服用したら、次回の服用までは24時間空けるようにしてください。

バイアグラの有効成分であるシルデナフィルが血液中で濃くなってしまうと、副作用が起こりやすくなってしまいます。

シルデナフィルには全身の血管を弛める作用があり、服用によって若干ですが血圧が下がります。
そのため、24時間以内にもう1錠を服用すると、血圧の低下に伴った副作用が現れやすくなります。

一度に何錠も服用しない

バイアグラなどのED治療薬に効果を求めるあまり、「錠数＝効き目の強さ」と考えるのはとても危険です。
バイアグラを含むほぼすべてED治療薬は、一度に既定以上の錠数を服用しても効果は高まりません。
それだけでなく、副作用のリスクだけが高まってしまいます。
急激な血圧の低下によって危険な状態に陥ることも考えられるので、用法用量は守って服用しましょう。

個人輸入でバイアグラを購入しない

個人輸入では海外製バイアグラ（未承認薬）を医師を介さず簡単に購入できてしまいます。
ただこの方法はリスクが高く、大手製薬メーカーが行った調査によると個人輸入で購入できるED治療薬の40％が偽物だったということが報告されています。

もし偽物であった場合、

こうしたことが考えられ、医師もわからない成分が含まれていれば副作用への対処も遅れます。

EDを改善できないばかりか日常生活に支障が出る可能性もあるので、自分を守るためにも個人輸入でのバイアグラ購入は控えるようにしてください。

副作用が長引くようであればすぐに病院へ

バイアグラの副作用は一時的な症状が多く、効き目が切れると同時に症状が治っていくことがほとんどです。
特にほてりや潮紅は効きはじめのサインともされているだけに、過度に心配する必要はありません。

ただ人によってはバイアグラの効き目が切れても副作用が続いてしまうことがあり、場合によっては悪化してしまうこともあります。
そのため軽い症状であっても長引くようであれば、必ず医師の診察を受けるようにしてください。

バイアグラのジェネリック

バイアグラは発売から20年以上が経過しているため、各製薬会社からジェネリックがいくつも登場しています。
いずれもバイアグラと同量の有効成分シルデナフィルを含んでいるため、バイアグラと同等の効果があることが認められています。

バイアグラジェネリック効果・副作用・購入方法

その他のED治療薬

ED治療薬はバイアグラだけでなく、効き目の強さや持続時間などの特徴からシチュエーションに合わせて切り替えが可能です。

日本国内で主流となっているED治療薬は以下の通りです。

シアリスについて確認する

レビトラについて確認する

ステンドラについて確認する

ザイデナについて確認する

バイアグラの購入方法

バイアグラなどのED治療薬は対面診療に加えて、オンライン診療でも購入することが可能です。

オンライン診療では、スマホのビデオ通話機能を利用して自宅にいながら診察を受けることができます。
問診や希望の治療薬などを聞き、オンライン診療終了後、治療薬の発送が行われます。
治療薬は即日～翌日発送が多く、3日～1週間ほどで受け取ることが可能です。

バイアグラの処方価格の目安は、

450〜1,500円 / 錠 ※ジェネリックを含む

この他に初期費用として診察料や、オンライン診療であればお薬の郵送にかかる送料が別途でプラスされることがあります。

バイアグラ副作用のQ＆A

副作用の可能性があるとわかっても、いざ症状が現れれば誰でも不安になるものです。
ここからは、バイアグラの副作用について多く寄せられた質問をQ&A形式でご紹介していきます。

毎日服用してもいい？

バイアグラを毎日服用することは問題ありません。
適度に血流も良くなり、血管が劣化するのを防ぐのにも良いという見方もあります。
ただし服用してから次の服用までには、24時間以上の間隔を空けるようにしてください。

副作用で頭痛が起こった場合は頭痛薬を飲んでいい？

バイアグラの血管拡張作用の影響から、人によっては頭痛を感じることがあります。
行為に集中できないようであれば、市販されているロキソニンなどの痛み止めや頭痛薬を併用しても問題ありません。

バイアグラは心臓に負担がかかるって本当？

バイアグラが直接心臓の負担になることはありません。
ただ勃起力を取り戻したことで、いつもより性行為を頑張りすぎてしまい負担になるケースは考えられます。

またもともと心臓に持病がある場合、そもそも性行為ができる状態かを主治医に判断してもらうようにしましょう。